『Sherlock Holmes』(シャーロック・ホームズ)

先月は卒業後に遊ぶお金の為に泣く泣くDVD生活を我慢してましたが(おかげでオリンピックにハマってたわけだけど)、それが解禁!
これからはDVDと映画にかけるぞー!
(長期のバイトが見つからないから残高がヤバいくせに(笑)





Sherlock Holmes』(シャーロック・ホームズ



監督:ガイ・リッチー
キャスト:ロバート・ダウニー・Jrジュード・ロウレイチェル・マクアダムスエディ・マーサンマーク・ストロング


ある地下室へ侵入したホームズとワトソン。
そこには怪しげな儀式を行い少女を殺害しようとしている男、ブラックウッドがいた。
ホームズとワトソンは寸でのところでそれを阻止し、ブラックウッドは警察に捕まり死刑になるが…



これはずっと見たくて公開を待ってました。
すっごく面白かったです!!


ガイ・リッチーの作品、代表的な作品は大体見てるんですが(『スウェプト・アウェイ』は見てないんですが、面白いんでしょうか?)、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』、『スナッチ』を見たら凄く面白かったので、『リボルバー』も借りたらあまりにカオスでショックを受けてたんですが、今回の作品は当たりだと思います!


多分私がこんなに気に入ったのは、ホームズとワトソンの関係だと思います。
男二人の友情(とか絆)を描いた映画が大好きなんです!
(更にイケメンだともっと良いよね!
ちょっと行きすぎなぐらい相手を信頼したり、愛したり(友情的な意味で)、相手に文句言いつつも結局二人で行動してたりする。そんな関係が好きです。
ワトソンはホームズの保護者みたいでしたが(笑)
ホームズがワトソンの婚約者を疎ましく思って、結婚を反対している姿が可愛かったです。







右がロバート・ダウニー・Jr演じるホームズ、左がジュード・ロウ演じるワトソン






ところで私がこの映画でびっくりしたのは二人がかなりの武闘派だったことです。
というかむしろ推理より素手で戦ってるシーンのが多くない?
と思ったぐらいに!
(原作でそういう設定があるのかもしれませんが。←私はシャーロック・ホームズに関する知識はゼロです;




いっつも思うんですがマーク・ストロングってアンディ・ガルシアに似てませんか?
ずっと気になってたんですが、周りの子は(マーク・ストロングは仕方ないにしても)アンディ・ガルシアを知らないから話しても分かってくれないんですよね。。。
彼ら二人の区別がつかないんですが(笑)





そんなわけでオススメです!
あ、でも推理ものを期待して見ない方が良いかも。
推理ものの映画というよりむしろアクション映画な気がします。


















※ここからはネタバレなので見てない方は注意してください。
















先ほど話した二人の関係についてですが、公開前に弟から「二人はゲイ設定らしいよ」と聞いてたので、そうなのかと思ってました。
でも私が見た感想としては、ゲイというよりは友情っぽい感じでした。
果てしなく同性愛に近い友情愛、みたいな!←分かりづらい(笑)

しかもワトソンは物語の最初の方から婚約者がいますしね。
その婚約について愚痴るホームズが可愛らしいです。
「結婚指輪ないじゃん!そんなの婚約じゃないもんね!」
とか、嫉妬心むき出し(笑)
この辺については、助手として優秀でいつも一緒にいるワトソンへの愛は勿論あると思いますが、子供っぽい独占欲な気がします。

他にも、ワトソンが引っ越してしまうことになってホームズとのコンビを解消することになったのに、わざと目の前で事件に関係あるものを置いて興味を引こうとしたり、ダウニーのホームズはかなり可愛いです。

しかも最終的にはワトソンもホームズを放っておくことがないので結局物語の最後まで一緒に行動してます。
友情って良いですよね!



アイリーン・アドラーは強くてかっこいいと思います。
でもミステリアスな女の人はどうしても好きになれません。
そしてやっぱりレイチェル・マクアダムスのルックスがあんまり好きじゃないということが再認識されました(笑)


ちなみに私は男二人の友情ものに出てくる女の人がいっつも嫌いです。
大好きな映画、『明日に向って撃て!』のキャサリン・ロスなんかうざくて仕方なかったです。
(紅一点になんてことを!(笑)
だってキャサリン・ロスはニューシネマ時代の私の好きな男が夢中になる女の人だったから!
ブッチとキッドだけじゃなくって『卒業』のダスティン・ホフマンも彼女に夢中だったし…

まぁ要はただの嫉妬ですけどね。うん。




まぁそれは置いといて、ダウニーかっこいいですね!
『アイアンマン』の社長が素敵で興味を持ちましたが、今回のキャラもかなり可愛くて良かったです。
美形じゃないかもしれないけど、目力があって魅力的だと思います。





そしてジュード・ロウは何と言ってもやっぱり物凄い美形ですね!
最近ゴシップ誌で叩かれがちですが、あそこまで美しいと何も言えません。
女の子の夢を全部叶えたみたいなルックスだと思います。
私がもし男に生まれ変わるならジュード・ロウになるぞ!(無理

ちなみに彼の演技で好きなのは『ロード・トゥ・パーディション』と『スルース』です。
ちょっとヤバい人を演じてる時の彼が好きです(笑)






ということでイケメン二人の謎解きはとっても楽しかったです。
最初はSFなのかと思ってましたが(笑)
(ブラックウッドが生き返ったり、魔術がどうとかさ!
謎は全部明かしてくれるのですっきり終わって嬉しいんですが、こっちが推理できるような範囲じゃないんですよねこれが(笑)
でもSFなら最後のトリックがもっと魔術的だと思うので、最後の装置が出てきたときに「おーこうなると今までのこと全部科学的に解説するのか。」
と思いました。
推理ものを期待するとがっかりかもしれないけど、派手だし結構ドキドキする緊張感を味わいながら楽しめる作品でした。

ところで、最初に儀式を行ってたときに少女は呪文だけで自害しようとしてましたが、他のトリックは全て科学的に証明されたので、あそこだけ疑問が残るんですが…(何か見落としたかな;




ラストで出てくるモリアーティ教授は原作ではかなり有名なキャラクターらしいんですが、あの終わりだったら続編とか出てもおかしくない感じでしたね。
続編やるとしたらワトソンをどうやって出すつもりなんだろ。とか考えました。

まぁでもそれはないか。







とにかく面白かったですよ!
ということだけ最後にもう一度言っておきますv
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!